通信制高校 
卒業率・留年率

通信制高校の卒業率・留年率を公立と私立で比較
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■通信制高校はどちらが卒業しやすい?

公立と私立を比較すると、卒業率は私立が高く、留年率(滞留率)は公立が高いといえます。

卒業率の要因として、公立は自学自習の原則を貫くのに対して、私立は通学タイプを導入したり サポート校と連携するなどして、自学自習の原則にとらわれずに卒業支援体制を持つ高校が多いため と考えられます。

留年率(滞留率)の要因として、自学自習の原則に加えて公立の学費はもっとも安いので、留年し ても経済的負担がかからないということが、公立の留年率を高める一因になっていると考えられ ます。

通信制高校の自学自習の基本と自己管理・自己責任の原則は、「社会で生きる力」を培うことが 期待できる一方、自分に対する甘えの部分が強く出てしまう弊害を併せ持ちます。

■通信制高校の卒業率

平成21年の公立と私立の卒業率は次のように求めました。
ここでは公立と私立のそれぞれの全生徒数に対する卒業人数の割合を卒業率と定義します。

公立の卒業率 11.7%
私立の卒業率 35.6%
この数値が高いほうが卒業できる可能性が高いですね。

(卒業率を求める基礎数値)
公立の卒業生数 10,335人 生徒総数 88,132人
私立の卒業生数 33,152人 生徒総数 93,134人
(平成21年度)

■通信制高校の留年率(滞留率)

通信制高校の留年率(滞留率)を示す統計は見当たりませんでした。
統計項目の定義が年度によって微妙に変化するケースが多いので、正確な留年率は明示できませ んが次のように算出してみました。傾向値としては正しいと思います。
ここでいう留年率(滞留率)は、生徒数に対する就業年限を越えた生徒の割合です。

公立の留年率(滞留率)28% 
私立の留年率 12.6%
(平成21年度)
この数字は低いほうがいいですね。

(計算の根拠)
就業年限3年と4年がありますが、公立の生徒数は3年制46%、4年制54%です。
私立は就業年限3年の生徒数がほぼ100%です。
21年度の入学者総数
公立は3年4年を含めて合計17,560人
私立は3年制で 27,047人

生徒数の理論値(入学者数が毎年同数とし、中退者を考慮しない)
公立生徒数の理論値 (17,576人×46%×3年)+(17,576人×56%×4年)=63,624人
私立生徒数の理論値 27,047人×3年=81,141人

実際の生徒数との差が留年(滞留)している人の人数になります。
公立の実生徒数(88,132人)ー生徒数理論値(63,624人)=公立留年者数(24,508人)
私立の実生徒数(93,134人)ー生徒数理論値(81,141人)=私立留年者数(11,750人)

■総論と各論

全体的には、私立通信制高校が公立よりも卒業しやすい傾向がわかりましたが、 私立でも卒業率の高い高校とそうでもない高校もあります。
私立の中には100%近い卒業率を誇る高校もありますので、各学校の資料で確認する 必要がありますね。

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