公立定時制高校の特徴

一律でない入学資格、クラスの雰囲気、卒業について

幅広い年齢層の人が生徒として在籍しています。近年では、勤労青年が減少し、不登校経験をもつ生徒、外国人生徒が増加傾向にあります。 働きながら高等学校教育を受けたい人や、自分のペースで学びたい人のために、定時制課程を公立高等学校に併置しているケースが大半です。
学習内容等については、全日制課程で学ぶ教科・科目と同様です。
修業年限は3年以上ですが、4年間で卒業するのが一般的です。
卒業資格は全日制課程と同じです また、私立と比べて学費が圧倒的に安いです。

同じ公立の定時制高校であっても、入学資格は高校により異なる場合があります。
例えば、学校が所在する県に在住また勤務先があることなどを厳密に運用している高校もあれば、隣接する3県に在住・在勤していればいいとする公立の定 時制高校もあります。
また、同一県内であっても学力テストを実施する学校もあれば、実施していない学校もあります。

このように、公立であっても入学資格条件が異なる場合がありますので、関心のある学校はいち早く学校の資料を手にする必要があります。 また、転校転入に際しても、一家で転居することが必要条件とされる場合が多いですが、相談に応じるという柔軟な高校もあります。

公立定時制の場合には、進学という視点よりも、高卒資格をとりたいと考える生徒が大半です。 中学や高校等で人間関係が上手くいかなかった生徒が、アットホームな雰囲気で、充実した定時制生活を送った例もありますが、すさんだ雰囲気の高校もあります。
卒業する生徒の割合は学校によりますが約40%ぐらいだと思ってください。
「勉強をしたくない」、「バイトでしんどい」、「やる気がない」などの様々な理由で退学していきます。
全日制高校が質的に同じような生徒で構成されるのに対して、定時制は統一性がありません。 さまざまなタイプの人がクラスメートになります。
ヤンキーで定時制にしか行けなかった人。
対人関係でつまずき、全日制には行けなかった人。
中退したため、再度高校に入学した人など。
年齢も多様です。
クラスメートに感化されるケースも考えられます。

定時制高校は通学することができれば卒業資格を手にすることができると考えてよいと思います。 通学が継続できない理由には、さまざまな要因がありますので、自分の性格、経済的環境、定時制を選択する目的等に照らし合わせ、事前に高校を訪問し、授業風景などを見てお くことを薦めます。

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